傾斜地での栽培
当果樹園のりんご畑のほとんどは傾斜地です。
分かりやすく言うと山を開墾して作った「段々畑」です。

段々畑で果樹を作るのは大変です。作業は全て傾斜地にハシゴをかけて、となるので、平坦地に比べ作業効率はかなり悪くなり作業そのものも大変です。
近年効率の悪い作業は嫌われ、多くの農家が平坦地へ移動していますが、当園では逆に傾斜地を増やしてきました。
理由は単純で非常においしいりんごが出来るからです。
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低除草剤
傾斜地での作業は大変なため、どうしても「薬剤」に頼りがちです。平坦地での場合も「効率」を優先して「除草剤」を使うことが今の果樹農家では常識。

しかし、当果樹園ではこの「除草剤」をほとんど使いません。
生えてきた雑草は全て「草刈り」で処理します。刈られた草はその場で時間をかけて腐敗し、土、肥料となり、りんごの木に吸収されます。
「自然の力」「自然のサイクル」の中で果樹を育てることを目指しています。
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ハーブ栽培
園地内でハーブを栽培しています。
近隣の農家にも「おかしな事をする」と言われましたが、みんなに嫌われる「雑草」をそのままにしておくより、将来役に立つかも知れない「ハーブ」を栽培してみては?という単純な発想から始めました。

ハーブを育ててから園地の下草の種類を調整してみようという発想が生まれました。
現在果樹園内で10種類以上のハーブが育っています。 園内のあちこちで独特の香りを放っていますが、将来、果樹を助けるコンパニオンプランツとして、また、果樹と組み合わせた商品として活用できないか研究中です。
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自然肥料の多用
傾斜地でのりんご作りの欠点は肥料などが地面に定着してくれないことです。雨が降ると表面を流れ木の根まで到達してくれません。
そのため、どうしても平坦地より沢山の肥料を使う必要があります。

この問題を解決するために当果樹園では肥料ではない自然物質「米ぬか」「炭」等を大量に入れることで「コスト」「おいしさ」の解決に取り組んでいます。
また、「雑草を刈る」ことで園地内での環境サイクルを目指しています。
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トレーサビリティについて
昨今「BSの問題」、「偽装表示問題」、「違法農薬の使用問題」などにより、流通する食品の安全性が疑われています。
当農園では、上記のような悪事に一切荷担したことはなく、今後も違法行為をするつもりはありません。
当方が理解してもらいたいのは、「果物や野菜を作るためには農薬を散布することも現時点では必要」ということです。
農薬は非常に高価で、生産コストに直接はね返ってきます。農家も好きで農薬をかけているのではありません。「おいしく」「安全な」果物を作るために「現時点での最善の選択している」のだと考えて頂けるとうれしいです。
(もちろん当農園では「安全性に関して国の登録を得ている薬剤」のみを「収穫まで残留の可能性のない安全な期間」に散布しています。)
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